HEMEL（ヘイメル）は、伝統と革新の融合により、高級台湾茶の新たな定義を創り上げ、比類なき精度と細部への徹底したこだわりを体現しています。ひとつひとつの茶葉の個性を最大限に引き出すオートクチュールのブレンドやブリューイング、ご注文をいただいてから抽出を始めるフレッシュなボトリング製法により、17 世紀から⾰新を重ねてきた高級台湾茶に新しい章を刻むプロダクトを完成させました。

自然への敬意を持ち、妥協のない姿勢で台湾最高級茶の文化と価値を、世界の人々へお届けします。

Haute Couture Brewing Method（オートクチュール・ブリューイング メソッド）

HEMEL のすべては、思いがけない茶の体験を世界にもたらすという想いから始まりました。本物でなければ、HEMEL ではありません。

創設以来、私たちは茶に対して非常に独立したアプローチを貫いてきました。オートクチュール・ブリュードティーの開発は、アイディアの具現化から、茶葉の個性や特徴分析、アッサンブラージュの探求、そして抽出の実験に至るまで、すべては熟練の職人と専門者チームによって行われています。

清潔で整然とした作業室では、HEMEL は台湾茶の伝統的なクラフトと独自の技術を融合させています。手摘み茶の個性と特性に応じたブリューイング製法を、私たちはオートクチュール ‧ ブリューイング メソッド（Haute Couture Brewing Method）と呼んでいます。

手摘みされた希少な原葉を、茶師の豊かな知識と経験、そして鋭い五感により厳密に分析・検証されます。数百回にわたるテースティングや試行錯誤を経て得られた水質のTDS、時間、温度や比率のデータをもとに、温度制御マセレーション（Temperature Control Maceration）プロセスを施します。このプロセスには通常 1 ～ 2 日を要し、高級台湾茶の風味を引き出すための最初の重要な段階です。

数年にわたる科学研究者との共同研究開発により生まれたハイスタティック・コールドプレッシャー（High Static Cold Pressure）技術を用い、各茶葉に最適な時間と高圧力を施すことで、茶葉の内部構造を変化させ、抽出の精度と効率を大幅に向上させます。これにより、茶の繊細な香りと奥深い味わいが最大限に引き出されます。

さらに、高密度の真空パックを使用して 2 〜 3 日間の真空コールドマセレーション（Vacuum Cold Maceration）処理を行い、茶の抽出物やポリフェノール、カテキンをゆっくりと放出させ、香りと風味が一層深まります。

その後、温度管理された環境で 2 ～ 3 日間熟成させることで、風味が徐々に安定し、調和のとれた完成形へと仕上がります。すべてのプロセスは、茶の微細な変化に細心の注意を払い、経験豊富な茶師の五感と革新のブリューイング製法を駆使して進められます。

最高峰の台湾茶を生かすために、加熱殺菌や低温殺菌を一切行わず、独自のナノ濾過プロセスで香りの低下や雑味を引き起こす成分を極限まで取り除いています。

伝統と革新が融合した独創的な製法により、完全無添加でありながら長期間冷蔵保存が可能となり、緻密で豊かな味わいを実現しました。

緻密なボトリングプロセス

丁寧にブリューイングされた茶を瓶詰めする前に、ハントメイドのガラスボトルを念入りに検品・洗浄します。すべての HEMEL のガラスボトルは、熟練の技を極めたガラス職人が時間と情熱を惜しみなく注ぎ込み一つ一つ丹念に作り上げられるため、微妙な個体差があります。現場のスタッフがその精緻さを一つ一つ確認し、手作りガラスボトルを無菌水と高温蒸気で徹底的に洗浄され、卓越した品質と清潔さが保証されています。

最後に、フレッシュなボトリング製法により、洗浄されたボトルに茶湯を注ぎ込み、開封するまでに茶の深遠な風味と豊かな香りを完璧に封じ込めます。

伝統とは、記憶された革新である

HEMEL Haute Couture Brew Tea™（ヘイメル オートクチュール・ブリューティー） は、職人の技と革新的な技術を融合した、唯一無二のボトリングティーです。台湾で育まれた最高峰の手摘み茶を厳選し、熟練の職人たちが革新的なブリューイング技法を駆使しながら、手作業と創造性をもって仕上げています。細部に至るまで妥協せず、各段階で常に極めて高い品質と創造性を追求しています。

⾃然の⼒を活かして造られる HEMEL Haute Couture Brew Tea™ は完成された製法を持ちません。毎年実験的なプロセスをたどりながら、毎年少しずつ進化していきます。